<西武7−4ソフトバンク>◇26日◇メットライフドーム

西武木村文紀外野手が、劇的逆転満塁弾を放った。

1点を追う8回2死満塁で打席を迎え、2球目の直球をバックスクリーン左横へ運んだ。5年前も15年6月24日ソフトバンク戦でも満塁弾を記録していた木村が奇跡を起こした。「もう、何も考えてないです。きた球に対して強く振っていこうと心がけて打席に入りました」。3月には待望の長男が誕生。家に帰ればイクメンパパの木村は「まだ僕が野球やっているっていうのはまったくわかんないんで、子どものためにも長く野球できるように頑張りたい」と活躍を誓った。

6連戦4戦目を制し、2勝2敗とした辻発彦監督も「大きいどころの話じゃない。きょう負けたらまずいなという気持ちは大きかった。木村は秋季キャンプからずっとバッティングに取り組んで、昨年までの木村とは違います。非常にバッティング良くなっているので期待してもらっていいと思います」と最大級の賛辞を送った。

▽西武ニール(好投も山川の失策絡みで7回に失点し白星つかず)「野球はいろんなことが起こるスポーツですが、しっかりと自分の仕事をこなすことに集中するよ。それよりも今日はとにかく木村がうれしいホームランを打ってくれたね」

▽西武ギャレット(8回に3者連続三振で来日初勝利)「木村のグランドスラムは本当に大きかったですし、増田も最終回をきっちり締めてくれました。ウイニングボールはアメリカにいる息子にプレゼントするよ」