<ルートインBCリーグ:新潟3−0福島>◇30日◇長岡市悠久山野球場

新潟アルビレックスBCのルーキー金子蓮投手(23)がBCリーグ初勝利を挙げた。福島レッドホープス戦に先発し、8回4安打無失点。初回に2四球を与えるなど、立ち上がりは制球が定まらなかったが徐々にリズムに乗り、前回KO降板の屈辱を晴らした。

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金子は粘投を価値ある初勝利につなげた。初回、2四球を与え、1死一、三塁のピンチ。しかし、「尻上がりだから慣れている」と後続を断ち切り、気持ちが乗った。打者1巡目は直球とフォーク中心。2巡目からはカーブ、カットボール、ツーシームを多投。がらりと配球を変えた。「カーブでストライクが決まると、正しいフォームで投げている」と、指標にしているカーブが決まり出すとますます調子に乗った。

8回2死から奪った見逃し三振もカーブ。3回までに4四球と序盤は制球が乱れたが本塁は踏ませず。8回を109球、散発の4安打。抑えの前川哲(24)から渡されたウイニングボールを手にし「玄関に飾りたい」と笑顔を見せた。

「今日はやってやるぞ、という気持ちで投げた」と金子は言う。先発した前回の福島戦(6月24日)は、3回5失点で降板した。試合は7−6で逆転勝ちしたが、初回に園部佳太内野手(20)に手痛い3ランを浴びた。その屈辱を晴らすため、マウンドで奮闘した。清水章夫監督(44)は「よく粘って投げてくれた」と評価。金子は「0で抑えられたので、次は初回から飛ばしていきたい」と語り、次回登板での好スタートを誓った。【涌井幹雄】