<中日6−3阪神>◇1日◇ナゴヤドーム

阪神が痛恨の適時失策連発で3連敗を喫し、2リーグ分立後では96年以来2度目となる開幕4カード連続負け越しとなった。

矢野燿大監督は試合後、守備の乱れについて「あれじゃあ、ピッチャーは大変だよね。打線もちょっと点を取れない中で。まあ、痛いし。なんとも言いようがないけど」と静かに振り返った。

3回に8番梅野隆太郎捕手が先制の2号ソロ。チーム全体で20イニングぶりとなる得点で滑り出した。

だが、2月の実戦から試合前まで34回連続無失点中だった先発秋山拓巳投手が守備のミスから崩れた。

1点リードの4回裏、5番高橋に中前適時打を献上。20年実戦38イニング目で初失点を許すと、直後の4回裏2死一塁からジェフリー・マルテ内野手が痛恨の適時失策を喫した。

6番阿部の三遊間へのゴロをさばいたまでは良かったが、二塁送球が遅れた上に引っかけて悪送球。一塁走者の高橋に勝ち越しのホームインを許した。

秋山は5回途中6失点。6失点目は秋山降板直後の5回1死一、三塁、二塁手の糸原健斗内野手が正面のゴロを後逸した適時失策による失点だった。

指揮官は「エラーの点もアキには悪かった。点を取られないということで、どうしても苦しい投球をさせてしまった。なんとかね、1点でも少なく頑張ってほしいなと思ったけど、これは打線の絡みと守備の絡みもあるんで」と秋山を気遣った。

貧打と中継ぎ陣の不調に引っ張られる形で、この日は守備陣が2つの適時失策を含む3失策と崩壊。最下位に沈んだ96年以来の開幕4カード連続負け越しが決まった。

2勝9敗の借金7で単独最下位。首位巨人とのゲーム差は5・5のままだが、早くも窮地に追い込まれている。