東都大学野球連盟は23日、都内の国学院大で監督会と評議員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大のため、4月6日の今春1部リーグ開幕を同27日以降に延期することを決めた。2〜4部も同様に延期する。

加盟21大学の状況を踏まえ、判断した。新学期の開始時期がバラバラで、遅いところだと4月下旬の大学もある。野球部についても、6大学が練習を休止中。11大学が対外試合を自粛している。まずは大学が活動を再開してから、開幕を迎えたい。そのために、同27日以降の開幕となった。

1部6大学に限っても、東洋大は大学の方針で4月19日まで課外活動を自粛中。野球部は練習はできているが、対外試合は行っていない。まずは東洋大をのぞく5大学で開幕することも不可能ではないが、各大学の足並みをそろえることを優先した。瀬尾事務局長は「加盟校の結束を確認しました」と話した。

いつ開幕できるか、見通しは立っていない。ただ、6月7日開会式の全日本大学野球選手権が予定通り開催の場合、神宮球場で1部の全日程を消化するには、4月27日からの週開幕がデッドラインとなる。5月以降開幕となれば、加盟大学の球場など神宮以外での一部開催、勝ち点制ではなく勝率制、さらにトーナメント制も選択肢に挙がる。とにかく全日本選手権出場校を決めないといけない、となれば、1部6大学によるトーナメントなら、5試合で済む。3日間で終えられる計算だ。

いずれにせよ、4月中旬に理事会を開き、改めて協議する。福原理事長は「無観客」は考えていないという。「学生たちが残念な思いでいる。誠に残念です。できるだけ、いい環境で開催したい。無観客ではなく、多くの方に観戦していただきたい。学生たちが思う存分、活躍できる条件を整えるのが我々のミッションです」と力説した。【古川真弥】