石の拳と言われた元4階級制覇王者ロベルト・デュラン氏(69=パナマ)が、新型コロナウイルスに感染でパナマ市内の病院に入院した。息子のロビン氏がSNSで明かしたと、米メディアが25日に報じた。

デュラン氏は16日に69歳になったばかり。風邪の症状を訴えて、01年にアルゼンチンでの事故で肺を痛めたこともあって診察を受けた。検査の結果、コロナで陽性と診断された。ロビン氏は「風邪の症状以外はない。集中治療などは受けていない。医師は重傷の兆候はなさそうと言っている。うまくいくと信じている」と記した。

デュラン氏は68年にデビューし、72年にWBA世界ライト級王座を獲得した。73年にはガッツ石松を10回TKOなど12度の防衛に成功した。80年にはシュガー・レイ・レナード(米国)を破ってWBCウエルター級王座を獲得。スーパーウエルター級、ミドル級まで4階級制覇を達成した。

強打から石の拳の異名をとり、レナードには再戦で敗れたが、マービン・ハグラー、トーマス・ハーンズらと中量級黄金時代を形成した。02年に引退するまで通算103勝(70KO)16敗。92年には来日して船木誠勝と異種格闘技戦にも出場している。