<大相撲初場所>◇5日目◇16日◇東京・両国国技館

現役関取最年長で東十両11枚目の豊ノ島(36=時津風)が、今場所2度目の連敗で1勝4敗となった。

同9枚目の旭秀鵬(31=友綱)と対戦。対戦成績は初顔合わせから3連敗後、4連勝と苦にしない相手。だが体がついていかなかった。立ち合いは踏み込み勝ちし相手をはじいて圧力をかけ後退させた。さらに勝負どころと出た途端、体を左に開かれ、はたき込まれた。2秒足らずのあっけない勝負で、黒星3つ先行となった。

立ち合いは「自分としては、しっかり踏み込んでいったと思う」と出足は良かったが「踏み込んだ後、だいぶ足が反応しなかった。はたかれたのは分かったけど反応できなかった。上体ばかりで前に行こうとして大事な下半身が、ついていかなかった」。短い勝負ではあったが、敗因をしっかり分析した。

原因は明確なだけに、現状は打破できそう。「若い子によく伝えているように、下半身から押していくようにしないとね。下半身から踏み込むというのは自分が若い頃、よく言ってた。上体ばかりじゃ駄目だね」。初日から連敗していた時の「体に力が入らない」状態とは違い、動きは悪くない。前のめりになって負けたことをプラス思考に考え、気分を入れ替えて10日目まで「中盤戦」に臨む。