東京V橋本、ロティーナ監督の理解進み違い見せる

東京V橋本、ロティーナ監督の理解進み違い見せる

 J1のC大阪からJ2東京Vに完全移籍した、元日本代表MF橋本英郎(37)が14日、都内で行われた新体制発表会見後、取材に応じた。スペイン人のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(59)は「フィロソフィー」(哲学)という言葉を使い、ゲームを支配するサッカーを目標に掲げたが、橋本は監督の目指すサッカーについて持論を展開した。

 橋本 僕は、スコアが大事だと思います。結局、ゲームを支配して、僕らは勝ったような展開だと(その上で点が取れなかったら)上には上がれない。最終スコアが1−0で、僕らが防戦一方で、周りがコントロールしていないように見えても、結果的には僕らが勝っているので上に上がる。その辺のコントロールが1番、大切だと思います。

 橋本の前に取材に応じたロティーナ監督は、自身が語る「フィロソフィー」の意味について「(ゲームを)やりたいように支配すること。それはボールを支配する、ポゼッションとは意味が違う。試合の状況を支配すること」と語った。橋本の持論はロティーナ監督の考え方と一致している。

 12日に始動した全体練習後、橋本は「監督が言ったことを(選手が)理解できていない。監督が根本的にこうやれということが、まずできない。練習で出来ていないとなると、試合では絶対に出来ないと思う。(一部の選手は)自分のペースでやっちゃってる」などと、ロティーナ監督の指導に選手が追いついていない実情を明かしていた。それから3日が経過し、練習の状況は前向きだという。

 橋本 (トップチームコーチのイバン・パランコ・サンチアゴ氏ら)コーチのフォローがいい形で入る。僕も途中で分からないタイミングだったり、注意されてコーチに聞いたら、いい形で答えが返ってくる。掛け合いがいい形で出来ていけば、理解は深められる。だいぶ、選手の特徴が分かってきたところもあるんで、考える選手、本能的な選手と分かれてきて…面白いですね。

 日本代表を経験し、G大阪の主軸として出場した2008年のクラブW杯準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦では、3−5で敗れたものの後半29分にFW山崎雅人のゴールをアシスト。同46分には右サイドを駆け抜け、豪快にミドル弾をたたき込み、ワールドクラスのGKファンデルサールをあぜんとさせた。その経験を、東京Vに伝えることが期待されている。

 橋本 僕はゴールに直結する選手でもないですし、守備で全て後ろで守りきれる選手でもないと思っている。調整役的なところで、みんなが何となく「違うな」というのを感じてもらえるものを出せれば1番いい。具体性はすごい少ないかも知れないですけど、自分なりにアプローチしたい。

 “考えるサッカー人”橋本は日々、考えながら新天地・東京Vでのサッカー人生を歩んでいる。【村上幸将】

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