ドイツ移籍の関根「浦和勝たせる男になれなかった」

ドイツ移籍の関根「浦和勝たせる男になれなかった」

<明治安田生命J1:甲府0−1浦和>◇第21節◇9日◇中銀スタ

 浦和レッズからドイツ2部インゴルシュタットへの移籍が決まっているMF関根貴大(22)は先発出場し、後半38分までプレーした。

 浦和でのラストゲームで、前半から積極的に仕掛けた。裏のスペースに何度も走って後方からのロングパスを受け、再三クロスを上げた。直接得点には結びつかなかったが、気持ちのこもったプレーで約3500人の浦和サポーターを沸かせた。

 試合終了はベンチで見届け、堀孝史監督(49)らと握手。チームメートをねぎらうためにピッチに向かうと、MF阿部勇樹主将(36)の抱擁を受けた。あいさつのために向かったゴール裏はアウェーながら真っ赤に埋まり、「浦和の誇りを胸に世界を沸かし続けろ24」という横断幕が掲げられた。

 関根は拡声器を使って声を振り絞った。

 「このたびインゴルシュタットに移籍することになりました。僕はこのクラブで9年間、とてつもない応援をもらってきました。日本一のサポーターの前で、埼玉スタジアムで走って、戦って。本当に自分にとって大きな財産になりました。最後までチームメートの足を引っ張って迷惑をかけて、自分でこのチームを勝たせる男にはなれなかったけれど、またこのクラブで成長した姿を見せられるように頑張ります。ありがとうございました、行ってきます」

 深々と一礼すると、サポーターから大きな歓声と激励の言葉がおくられた。

 ドイツ行きに際して言葉などの相談を受けていたDF槙野は「方言もあるし、南部だからシンプルに言葉を覚えても全然違うあいさつが返ってきたりするよなどとアドバイスはしましたけど、日本人も周りにたくさんいますし、時間が解決するだろうと思います。間違いなくいい結果を出せると思う」と背中を押した。

 最後の試合を終えた関根は「(サポーターが)ああやって送り出してくれたし、アウェーなのに甲府さんがあいさつの場を用意してくれたこともうれしかった。海外でプレーするという目標に挑戦できるので、1試合でも多く結果を残したい」とさわやかに笑った。

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