J1ベガルタ仙台FW山田寛人(19)が攻撃陣の救世主になる。1週間前にC大阪から期限付きで加入した184センチの大型ストライカー。DFの背後に抜けるプレーが一番得意な形で、FW長沢、MFクエンカら負傷者相次ぐ前線で存在感を見せる。「FWなので結果を残すだけ。リーグ、ルヴァン杯含めて(ゴールを)取れるだけ取りたい」。チームは14日、宮崎キャンプ3日目の練習を非公開で行った。

各世代別で日本代表経験がある山田は、DFラインとの駆け引き、ボールを収めてゲームメーク、ターンしてのスルーパスに磨きをかけている。今季開幕直前のオファーにも迷いはなく、ステップアップの場に仙台を選んだ。「J1のチームということで、1つ1つの練習から緊張感があり、もうすぐルヴァン杯も始まるので、そこに徐々に合わせていきたい」。昨季はJ3C大阪U−23で開幕を迎え、15試合7得点。8月末にはJ2琉球に途中加入し、10試合2得点だった。

中学まで愛知で過ごし、高校に上がるタイミングで複数クラブから声がかかったが、香川真司、柿谷曜一朗、清武弘嗣らC大阪経由で世界に羽ばたく姿に憧れ、C大阪U−18の門をたたいた。「海外で活躍する選手が多く、刺激を受けるし、続いていけたらと思います」。仙台で爆発して日本を代表する点取り屋へと成長する。【山田愛斗】