日本代表MF久保建英が所蔵するマジョルカは、今冬の移籍市場で8選手に退団の可能性があるとマジョルカの地元紙ディアリオ・デ・マジョルカ電子版が15日に報じている。

それはGKパレーラ、DFババ・ラフマン、MFペドラサ、MFサリビュル、FWトライコフスキ、FWアレグリア、FWチャバリア、FWアブドンの8選手。いずれも今シーズン、ビセンテ・モレノ監督の戦力にほとんど入っておらず、ラス・パルマスに完全移籍したアリダイに続く可能性がある。

クラブはサラリーキャップ(移籍金の減価償却費および選手年俸)に余裕を持たせ、後半戦に向けて戦力アップにつながる新たな選手を獲得するため、今冬の移籍市場でこの中の何選手かを放出する仕事に取り組んでいるという。

パレーラはファブリシオの入団により第3GKに格下げとなっており、今シーズンのリーグ戦出場は1度もない。出場機会を求めて退団を望んでおり、今現在、2部ポンフェラディナが獲得に興味を示している。

ババ・ラフマンは一度、スタメンの座を手に入れたものの、昨年9月22日のヘタフェ戦での負傷後、控えに甘んじており、リーグ戦出場は2試合109分となっている。

ペドラサは昨シーズンの1部リーグ昇格プレーオフのデポルティボ戦からイドリス・ババにポジションを奪われ、今シーズンはリーグ戦2試合74分間の出場にとどまっている。

FWではブディミールとクチョ・エルナンデスがビセンテ・モレノ監督にとって最優先のオプションになっているため、トライコフスキ、サリビュル、アレグリア、チャバリア、アブドンの5選手にほとんどチャンスが与えられない状態が続いている。

この中でトライコフスキとサリビュルは給料の高さが移籍の障害になると見られている。トライコフスキはリーグ戦7試合147分間出場と8選手の中でプレー時間が最も長い。一方、サリビュルはリーグ戦2試合52分間しか出場していない。

国王杯1回戦エル・アラモ戦の後半アディショナルタイムに決勝点を決め、リーグ戦6試合103分間出場のアレグリアは8選手に中で最も退団が容易な選手とみられている。なぜならクラブと5年契約を結んでおり、移籍する場合は期限付き移籍が濃厚で、現在、2部のデポルティボとラシン・サンタンデールが契約に興味を示している。

リーグ戦5試合66分間出場のチャバリアは一度出場機会の扉が開きかけたものの、クチョ・エルナンデスがけがから復帰したことにより、チャンスがなくなっている。

リーグ戦10試合132分間出場のアブドンは、デポルティボ戦でゴールを決めてマジョルカ1部リーグ昇格の立役者の一人だったが、今シーズンはブディミールの陰に隠れている。

(高橋智行通信員)