バルセロナのフランス代表FWグリーズマン(29)が絶対的なレギュラーではなくなっていると、スペイン紙マルカが1日に報じた。

2位バルセロナは1日、スペイン1部リーグ第33節で3位アトレチコ・マドリードとホームで対戦。レアル・マドリードから首位の座を奪い返すために勝利が必要な中、2−2で引き分けた。この試合で驚きとなったのはグリーズマンがベンチスタートとなり、試合終了直前の後半45分に出場したことだった。

グリーズマンは昨夏、1億2000万ユーロ(約144億円)の移籍金でAマドリードから入団し、リーグ戦中断前は出場時間が特に多い選手の1人だった。しかしリーグ戦再開後、直近4試合のうち3試合でベンチスタートとなり、アンス・ファティやブレイスウェイトの出場時間を下回っている。

またグリーズマンはAマドリード戦ではシステム変更の被害を受けている。セティエン監督が普段使用している4−3−3から4−4−2にシステムを変え、2トップにメッシとルイス・スアレスを選択し、トップ下にリキ・プッチを配置したため、グリーズマンがベンチに弾き出される形となった。

そして試合終盤、セティエン監督はシステムをいつもの4−3−3に戻したが、3トップの一員に選ばれたのはアンス・フェティだった。グリーズンマンは後半からアップしたものの、チャンスを与えられたのは最後の最後だった。

グリーズマンは今季の公式戦43試合に出場し8得点を記録。その中でベンチスタートが6回あったが、その半分が最近のセビリア、セルタ、Aマドリード相手の3試合となっており、今やキケ・セティエン監督にとって絶対的な存在ではなくなっている。(高橋智行通信員)