【メルボルン15日=吉松忠弘】テニスで、世界3位の大坂なおみ(22=日清食品)が、世界のトップ選手とともに、オーストラリアの危機救済に貢献だ。オーストラリアで被害が拡大している森林火災で、動物保護や森林再生への寄付を募るチャリティーイベントが、全豪の会場で開かれた。

急きょ企画されたイベントだが、6日に売り出されたチケットは、1時間以内に完売。この日、約1万5000人が入るセンターコートは超満員で、イベントは、地元のロック歌手マーク・セイモアの歌で幕を開けた。

選手は、大坂以外に、女子ではS・ウィリアムズ(米国)、ウォズニアッキ(デンマーク)、男子はジョコビッチ(セルビア)、ナダル(スペイン)、ズベレフ(ドイツ)ら世界のトップ選手が参加。ウィリアムズ組とウォズニアッキ組に分かれ、混合ダブルスなどで競い合った。

大坂は、ズベレフやシチパス(ギリシャ)と組んで戦った。シチパスとのペアでは、リターンのサイドを決める時に、シチパスにお願いするポーズをすると、他の選手から「かわいい〜」と声が飛んだ。すでに、世界のテニス界から約20億円の寄付が集まっている。

大坂は、この日、午前中に約1時間ほど、センターコートで初めて練習した。フィセッテ新コーチからのアドバイスを受けながら、米ロサンゼルスから帯同している練習相手と打ち合った。

前日と同様に、この日も朝から市街地は森林火災の影響で煙った状態。公式練習や予選試合は約2時間ほど遅らせて始まった。大坂は、センターコートの屋根を閉め室内として練習した。