<ノルディックスキー:ジャンプ雪印メグミルク杯>◇11日◇札幌・大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)

成年男子は渡部弘晃(28=東京美装)が2連覇を果たした。従来のノーマルヒル(宮の森)からラージヒルへと変わった今大会でも、表彰台の中央に立った。1回目、最長不倒の136メートルまで距離を伸ばしてトップに立つと、2回目もK点を3メートル越える飛躍でまとめた。「出る大会全部いい成績を残したい。内容がよかったです」。参戦が予定されているW杯ルーマニア・ルシュノブ大会(21、22日)へ弾みをつけた。

7年ぶりに出場したW杯札幌大会2連戦は、1月31日の予選でスーツの規定違反により失格となり、出場は2戦目のみ。それも33位に終わり「力んで失敗した」と、悔しさを糧にした。

HBC杯に続き、今年2勝目。2位の伊東、3位葛西の五輪メダリストを退けての優勝は自信になる。「いつもは勝てないだろうなと思って大会に出てたけど、今は勝てるかも、勝ちたいって思っている」。自身初の海外でのW杯へ向け「チャンスなのでしっかり自分のいいジャンプをしてしっかりポイント(30位以内)を取れれば」と、好調を維持して乗り込む。【保坂果那】

▽成年男子で2位だった伊東大貴(34=雪印メグミルク)「(腰痛は)良くはなってきている。ベストコンディションではないにせよ、勝ちたかった」。