日本水連は25日、五輪代表選考を兼ねた日本選手権(4月2〜7日、東京アクアティクスセンター)の中止を決めた。都内で臨時常務理事会を開いて午後7時すぎの時点で開催を決めたが、1時間後に行われた東京都の小池都知事の会見を受けて、開始を断念した。

日本水連は3月に5度の臨時常務理事会を開いて、無観客で日程を2日短縮するなど開催の道を探った。この日は「この大会に合わせてきた選手、指導者の強い要望を受けて決めた」として、21年五輪代表を1年前に決めるという決断を下した。ただ一方で新型コロナウイルス感染拡大で東京都から「外出禁止」などの強い命令が出た場合は、大会を打ち切る予定だった。

小池都知事の要請は、今週末における不要不急の「外出自粛」だったが、感染拡大の可能性があるだけに中止した。今後は27日に再び臨時常務理事会を開く。