台湾茶、タピオカの先を見て ゴンチャジャパン社長

台湾タピオカティーの人気が衰えない。ブームをけん引するゴンチャジャパン(東京・渋谷)の店には今なお行列ができあがる。だが葛目良輔社長は「ブームは3年以内で沈静するだろう」といたって冷静だ。ブランドづくりや出店戦略に強いこだわりを持ち、「お店でお茶を楽しむスタイルを定着させたい」と先を見据えている。

■大きい市場のニッチになる

――ここまでヒットする予感はありましたか。

「ないです(笑)、謙遜でなく。台湾のオーナーが各国にフランチャイズ権を渡してアジア各国で広がってきた中で、日本だけは誰にも渡していなかった。成功すると思ってなかったからです。その後、韓国で成功して日本でもいけるんじゃないかとなり、(パートナーとして)選ばれたのがリヴァンプでした」

「中ヒット1発で終わらせないためには小さな市場のナンバー1を取るのではなく、大きい市場のニッチプレーヤーになった方がいいと考えました。小さな市場とは250円くらいで売られているタピオカドリンクです。それよりもスターバックスを筆頭とするコーヒーチェーンのニッチなプレーヤーになれればと」

――どんな戦略を立てましたか。

「コーヒーチェーンと違いを出すために、メニューにコーヒーを入れません。これは日本だけなんですよね。台湾ティーの専門店とうたう以上は万人に受けようなんて思いません。スムージーも人気だけど当初1年弱は扱いませんでした」

「トッピングを3種類入れられ、甘さや氷入りなどカスタマイズができます。工程が増えるホットにも対応しました。ニッチになるために、めんどくさい方ばかりをやりました」

――戦略がはまった?

「はまっちゃったという感覚は半分あります。第1の戦略はポジショニング。20代にターゲットを絞れば、10代は必ずあこがれ消費でついてくれる。これはスタバの営業時代に感覚でありました。30代は気持ちは20代でしょうから、結果的に10代から30代に広げられるだろうと」


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