安定のバランス型投信 相場や年齢で配分調整

世界の様々な資産に分散投資するバランス型投資信託に個人マネーが集まっている。残高は9月末に初めて10兆円を突破。分散効果でリスクを抑えられるため長期投資に向くとされ、通常の積み立て投資にくわえ勤務先の確定拠出年金(DC)を通じた購入も増えている。商品ごとの特徴や選び方を点検してみた。

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バランス型投信は国内外の株式や債券、不動産投資信託(REIT)などに幅広く投資する。異なる値動きをする資産を組み合わせることで全体の価格変動リスクを抑え、安定したリターンを目指すのが特徴だ。

人気は統計に表れている(図A)。投資信託協会によると、バランス型投信の純資産残高は9月末で10兆2542億円と3月末に比べて約9000億円増えた。5年半前の2013年末に比べると2倍近くの規模に拡大している。

■企業年金で選択

若年層を中心に毎月の定額購入の対象として人気が高まったほか、積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)など、投資優遇制度の整備が資金流入を後押ししている。

18年5月に施行された改正確定拠出年金法は、DC向け運用の品ぞろえに元本確保型商品を含める義務をなくし、「リスク・リターンの異なる3本以上35本以下」に改めた。さらに一定期間たっても商品を決めない人の掛け金を回す「初期設定(デフォルト)商品」に投信を選びやすくした。


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