今年もそろそろ年の瀬を意識する時期になりました。2020年は新型コロナウイルスの流行により例年とは時間の感覚が違い、気がついたら年末が近づいていたという人も多いのではないでしょうか。

年末年始は何かと特別な支出が多い時期ですが、今年はいつもとは少し違ってお金の使い方も少し変わってくるかもしれません。「気が付いたら無駄にお金を使ってしまっていた」とならないためにも支出の予定をしっかり考えたいものです。

今回は時期をずらしたり、やり方を少し変えたりするだけでできる年末年始の節約について考えてみたいと思います。

■お掃除サービスは早割か年始

年々、プロの掃除サービスを利用する家庭が増えています。共働き家庭や一人暮らしの人など、年末ぎりぎりまで仕事をして、限られた休みを掃除以外に使いたいという人も多いようです。お掃除サービスは早割料金を設定している業者も多くあるので、利用するのであれば早めに申し込みをすることで節約できます。また今年は在宅ワークとなって家で過ごす時間が増えたという人は、業者に頼まずに少しずつ気分転換に大掃除をすすめていくのもよいでしょう。

「気づいたら早割の時期が終わっていた。でもお掃除サービスは利用したい」という人は、年末の繁忙期を過ぎるとまた料金が安くなるところもありますので、思い切って年が明けてからお願いするのも一つの手です。

■大掃除グッズは早めに買っておく

近年、お掃除系の便利グッズが豊富にあるのが100円ショップ。手間がかかるところも専用の便利グッズを使うことで簡単に汚れを落とすことができるので人気です。年に1度しか使わないものだから100円ショップのもので使いきりにしたいという人も多く、年末が近づいてくると人気のアイテムは品切れになってしまうものもあります。

そのため自分で大掃除をするならば、掃除道具は早めに入手しておくことをおすすめします。掃除道具さえあれば、隙間時間に少しずつ掃除することもできますね。

■年賀状印刷はコンビニプリントも

インターネットの普及により年々年賀状の枚数も少なくなっていますが、印刷を業者に依頼するという人はやはり早めの発注がおトクです。早割の時期が過ぎてしまった、年賀状印刷サービスを利用するほどの枚数はないという場合は、コンビニプリントを利用してみてはどうでしょうか。

コンビニエンスストアのセブンイレブンやローソンでは店内のマルチコピー機ではがき印刷ができるサービスがあり、1枚あたり60〜70円で印刷できます。

またローソンの一部で導入しているマルチコピー機では、自分の好きな写真をシール用紙にプリントすることができるので、シールをはがきに貼り年賀状を作ることも簡単にできます。シールプリントはL判で1枚200円ですが、1枚の中に写真を4枚や6枚配置することもできるので、シール1枚あたりの単価を下げることができます。

年賀状印刷サービスを利用するほどではないけれど、自分らしい年賀状を簡単に作りたいという人にはおすすめです。

■年末年始の帰省は早割 代替案も早めがお得

公共交通機関を利用して年末年始の帰省をする場合も、早期に予約することで割引料金で利用できるものが多くあります。

今年はコロナ禍ということもあり、「おじいちゃんおばあちゃんに孫の顔を見せてあげたいけれど、新型コロナウイルスのことがあるのでやめておく」というご家庭もあるかもしれません。その場合、帰省の代わりにお歳暮を贈るというのもよいのではないでしょうか。お歳暮も早期に申し込むことで割引や送料無料になるものがあります。

またお歳暮に「ふるさと納税」を利用するのもおすすめです。大手通販サイトでふるさと納税での贈り物を取り扱っているところも多く、送り先を申込者とは別にできるので、お歳暮代わりに利用することができます。ふるさと納税なので、利用した金額(寄付した金額)を税金の控除対象にできます。

また大手航空会社が運営する通販サイトでもふるさと納税を扱っているところがあり、マイレージ会員であれば通常のクレジットカードで支払ったポイントとは別にマイルをためることも可能です。

何かと支出の多い年末年始でも、早めの行動やさまざまなサービスを利用することでできる節約をご紹介しました。いつもとは違う年末年始になる人も多いと思いますが、ぜひ試してみてください。

矢野 きくの(やの・きくの)
家事アドバイザー・節約アドバイザー。明治大学卒。女性専門のキャリアコンサルタントを経て現職に。家事の効率化、家庭の省エネなどを専門にテレビ、雑誌、講演などで活動。著書:「シンプルライフの節約リスト」(講談社)他 オフィシャルサイト https://yanokikuno.jp