テレワークで重要なのが、まずは快適にオンライン会議ができるグッズをそろえること。もちろん仕事に使うパソコン環境はオフィス並みでなければ効率は下がるばかり。邪魔なノイズをカットする集中スペースを確保することもポイントだ。【オンライン会議編】【パソコン快適化編】【集中力アップ編】の3回に分けて順にお届けする。

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様々な企業がテレワークに向けて一気にかじを切る一方で、「自宅は仕事をする環境にない」と悲鳴を上げているビジネスパーソンも数多い。そこで、テレワークの専門家に初心者が揃えるべき逸品を聞いた。

まず職種を問わず急務となっているのが、Zoom(ズーム)やTeams(チームズ)で行う「ビデオ会議」への対応だ。パソコンの内蔵マイクやカメラが簡易的なものだと「声が聞こえない」と言われたり、そもそもマイクやカメラが付いていないケースも多い。後付けで専用機器の導入が必須といえる。

「必ず備えておきたい」と専門家が口をそろえるのが、有線タイプのヘッドセットだ。無線タイプの場合、声を相手に伝えるまでにレイテンシー(遅延)が発生してしまう。有線に比べると接続も不安定なため、ビジネスシーンで使うなら確実性を重視したい。

自宅での使用を想定するなら「単一指向性」のマイクが付いた製品が正解。自分の声だけにフォーカスして集音するため、生活音の多い家でもノイズの少ないクリアな声が相手に伝わる。

ウェブカメラはフルHD画質対応のものを選びたい。例えば、Teamsの場合は帯域幅が制限されていなければフルHD画質(1080p)での通信が可能なためだ。高画質なほど臨場感あるやりとりが可能なため、コミュニケーションが図りやすい。手元の資料を直接画面に映して共有することもできる。ただし、720p、30fpsでの通信がスタンダードではあるため、安さ重視でウェブカメラを選ぶのも手だ。

■Q「声をクリアに伝えたい」 A:有線なら遅延も解消

「H390 USB COMPUTER HEADSET」(ロジクール)実勢価格3850円(税込み)

周囲の雑音を減らす「ノイズキャンセリングマイク」を搭載。生活音で会議の進行を妨げることなく、話者の声をクリアに届けられる。手元のコントローラーで音量調節もできる。

「Astro A10ゲーミングヘッドセット」(ロジクール)実勢価格6430円(税込み)

ゲーミング用のヘッドセットを選ぶのも手だ。口元の音だけを集音する単一指向性マイクを搭載するうえ、静穏性が高く相手の声が聞き取りやすい。接続は3.5mmステレオミニプラグ。

「MM-HSU 10GM」(サンワサプライ)実勢価格3060円(税込み)

マイクは単一指向性で雑音を拾いづらいことに加え、口元に位置を合わせやすいフレキシブルなアームを採用。価格も3000円台と安いのも魅力だ。

■Q「ビデオ画質をアップするには?」 A:カメラをフルHD化

「ストリームカム C980」(ロジクール)実勢価格2万350円(税込み)

2万円台と高価格だがオートフォーカス機能を備え、顔を明るく鮮明に映す。専用ソフトを使えば、顔色の補正や常に人物を中央に移す自動フレーミング機能も利用できる。

「BSW500MBK」(バッファロー)実勢価格4378円(税込み)

フルHD(30fps)の高解像度かつ、広角レンズを備え視野角が120°と広い。マイクも内蔵しているため、一台でウェブ会議を始めることもできる。

「UCAM-C750FBBK」(エレコム)実勢価格4378円(税込み)

30fpsの映像はフルHD画質で撮影できる。2000万画素の静止画も撮影できるため、手元の資料を写して共有する場合に便利だ。