福岡の盗難仏像が京都に 町指定文化財 寺で3体発見、返還

福岡の盗難仏像が京都に 町指定文化財 寺で3体発見、返還

 福岡県添田町中元寺の薬師堂で2013年10月に盗まれた町指定文化財の木像「十二神将(しんしょう)」の3体が、京都府内の寺ですべて見つかったことが2日、添田町の地元関係者への取材で分かった。薬師堂を管理する上中元寺観光協会の依頼を受け、町職員が同日、大阪市内で仏像を確認するとともに引き取った。3日に薬師堂に安置される。

 町まちづくり課によると、3体はいずれも高さ約1メートルの木像「酉(とり)の神」「戌(いぬ)の神」「亥(い)の神」。頭上に十二支の冠があり、江戸時代の作品と伝わる。13年10月27日朝に盗難が判明。田川署が窃盗事件として捜査していた。

 寺側代理人の弁護士によると、14年5月ごろ、木像3体が寺に寄贈された。今年6月、一部仏像の修復を仏師に依頼したところ、仏師から3体は添田町の盗難品との指摘を受けた。代理人として仏像を保管していた弁護士が7月上旬、同町役場に連絡。2日に大阪市内で町職員と会い、3体を引き渡した。

 同協会の山本文一会長(66)は「地域で何百年も守り続けてきた仏像を失ってからずっと悔やんできた。ほぼ無傷と聞いて、ありがたい」と話した。田川署は今後、関係者から事情を聴くなど捜査を進める。

=2017/08/03付 西日本新聞朝刊=

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