「また避難」台風で151人、疲労の色濃く 豪雨被災地の大分県日田市

 台風5号の接近に伴い、九州豪雨の被災地、大分県日田市は6日朝、市内全域に避難準備情報を出し、市内37カ所に避難所を開設。午後5時には大鶴、小野、東有田地区に避難指示を出し、同日夕には81世帯151人が避難した。避難した人たちは度重なる災害への不安に疲労の色を濃くしている。

 大鶴地区の堀俊紀さん(70)は、九州豪雨では自宅に少し水が入った程度だったが早めに大鶴公民館に避難した。「豪雨の直後だから。いつもの台風とは違うよ」。堀孝義さん(66)も「豪雨は昼間だったけど、この台風は(接近するのが)夜だから」と不安を募らせた。

 日田市友田の坂本集落は集落を流れる二串川に架かる橋に流木がひっかかるなどして川が氾濫。集落内29軒の大半が浸水被害を受け、ひどいところは床上1メートル以上も水に漬かった。

 5年前も11軒が被害に遭った集落の高村稔さん(70)は「不安はいったいいつまで続くのか。台風が何事もなく過ぎてくれることを祈るばかりだ」と話していた。

=2017/08/07付 西日本新聞朝刊=

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