舞鶴公園で咲き始めたソメイヨシノ=21日午後4時半すぎ、福岡市中央区(撮影・宮下雅太郎)

 福岡管区気象台は21日、福岡市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より2日早く、昨年と同日だった。気象台によると、開花は全国では東京都心などに次いで5番目で、九州では初めて。この日の九州地方は高気圧に覆われ、晴れてぽかぽか陽気に。福岡市中央区の最高気温は、5月中旬並みの23・8度を観測した。宮崎市や鹿児島県志布志市などでは、25度を超える夏日となった。

 同日午前9時20分すぎ、気象台の職員が敷地内の標本木のソメイヨシノを観察し、判断基準となる5輪の開花を確認した。1週間から10日ほどで満開を迎えるという。日本気象協会九州支社によると、今月上旬時点では16日の開花を予想していたが、記録的な暖冬の影響で桜の芽が寒さで目覚める「休眠打破」がやや遅れた上、先週、寒の戻りで気温が低くなり、平年並みに落ち着いたという。

 福岡市中央区城内の舞鶴公園でもソメイヨシノが咲き始め、花を楽しむ若者や家族連れの姿が見られた。(木村知寛、吉田真紀)