海を望む高台で咲き誇るリビングストンデージー斜面を赤く染めるヒナゲシ

 福岡市西区・能古島の観光施設「のこのしまアイランドパーク」で、リビングストンデージー3万株が見頃を迎えている。海を背景に紫やピンク、白の花々が埋め尽くすが、新型コロナウイルス感染予防の臨時休園中で、花をめでにやって来る人はいない。それでも職員たちは再開を待ちながら心を込めて手入れを続け、博多湾に浮かぶ「花の楽園」はいつもの姿を見せている。

 リビングストンデージーと競い合うように、赤やピンクのヒナゲシが丘の斜面で潮風に揺れ、夏を思わせる日差しを浴びたツツジが青空に映える。6月ごろから咲き誇るマリーゴールドも例年通り、つぼみを膨らませている。

 園の再開時期は未定だが、ツイッターで花畑の動画などを発信中。広報担当の山崎浩昭さんは「花がきれいな状態で再開できるよう管理しています。それまでは映像を通して、家で過ごす人たちに季節を感じてもらえたら」と話していた。 (下村佳史)