北九州市小倉北署は29日、帰り道が分からなくなり、迷子になっていた女児(5)の保護に貢献した日明小(小倉北区)6年の児童3人に感謝状を贈った。3人は首藤響祐君(11)、宮本真太朗君(11)、竹内顕誠君(12)。

 署などによると、6月3日午後5時ごろ、3人は他の友人2人とともに遊びに行く途中、同小近くの歩道で泣きながら歩いている女の子を発見。「家はどこ?」と声を掛けたが「わからない」と話すので交番に連れて行くことにした。「全員で行くと密になるから代表者2人を決めよう」と話し合い、首藤君と宮本君が交番に連れて行き、女児は無事保護された。

 さらに2日後の5日午後3時ごろ、3人らは以前と同じ場所で同じ女児を発見。不安そうな様子で立っていたため「あの子だ」とすぐに気付き、今度は首藤君と竹内君が交番に連れていった。

 感謝状を受け取った3人は「女の子が少しでも悲しまずに済んだなら良かった」「これからも困っている人がいたら助けてあげたい」などと笑顔を見せた。同署の梶原浩二署長は「みんなが笑顔になる良いことをしてくれた」とたたえた。 (野間あり葉)