大分県は15日、昨年11月にアラブ首長国連邦(UAE)で行われた世界パラ陸上選手権女子走り幅跳び(義足T64)で初優勝した同県由布市出身の中西麻耶(34)に県民表彰を贈った。

 中西は同選手権の優勝により、4大会連続となる東京パラリンピック出場が内定。2013年から活動拠点としている大分市などで調整を続けている。

 中西は同選手権について「強い向かい風の中、最後まで諦めなかったことが優勝につながった。勝ちへの信念が強い人間が勝つと実感した」と振り返った。東京パラリンピックに対しては「楽しみにしていた舞台に世界女王として臨める。世界記録で金メダルを獲得するのが目標。今回の(優勝した)選手権以上に喜びを爆発させたい」と意気込みを語った。

 広瀬勝貞知事は「ご苦労を乗り越えて優勝を勝ち取った姿に勇気をいただいた。東京パラリンピックでは実力を出し切り、金メダルを取ってもらいたい」と激励した。 (岩谷瞬)