西武は16日、球団公認の女子硬式野球チーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」が4月、埼玉県川越市を拠点に発足すると発表した。

 西武はユニホームや練習場所、用具を提供するほか、球団OBが臨時コーチとして選手の指導に当たる。女子チームを公認・支援するのは12球団で初めてという。

 監督には西武時代の1994年に最優秀防御率に輝くなど投手として活躍し、野球の女子ワールドカップ(W杯)で日本代表を率いた経験もある新谷博氏が就任。W杯日本代表に4度選出の六角彩子選手、3度選出の出口彩香選手の入団も決まっている。

 西武は「L−FRIENDS」と称した地域振興活動を行い、その一環で野球振興にも取り組んでいる。女子野球では昨年11月、女子プロ野球リーグに所属する選手71人のうち36人の退団が発表されていた。

 西武の居郷肇球団社長は「女子野球のさらなる発展に寄与できるのではないか」と意気込み、新谷監督は「長く女子野球に携わる中で、大学野球を終えた選手たちが、社会人のトップレベルで野球を続けていくことができる環境を整備したいと考えておりました。現在、野球をしている女子選手に限らず、その下の世代の子どもたちにとっても、夢を与えられる存在になっていけると確信しております」と抱負を語った。

 19日と2月9日に埼玉県内でセレクションを行い、関東女子硬式野球連盟が主催するリーグ戦に参入する予定。セレクションの参加条件など詳細は西武公式サイト(https://www.seibulions.jp/news/detail/00003383.html)で。