ダットサンブランドの北米市場での成功は、モータースポーツでの活躍が一因であることは疑いようがない。そのレース活動を一任されたのが、ピート・ブロック率いるBRE(ブロック・レーシング・エンタープライゼス)だ。ホワイト&レッドの2トーンボディに、ブルーのストライプを入れたBREのマシンは、アメリカのレースで勝ちまくった。ダットサン・ロードスター、240Z、そして510と、BREレーサーの大躍進によりこれらの車種はセールスにも火が付き、日産/ダットサンの北米進出における大きな礎を築いたのだ。



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 レースで好成績を収めたBREは、その後レースカーのエッセンスをストリートカーで再現した510のチューニングカー、「ブロック・バスター」をプロデュース。レースカーと同様のスポイラーとフレアフェンダーを持ったその黄色い510は、後にプラモデルになるほど人気のクルマとなった。このクリーム色の510は、そんな「ブロック・バスター」のカッコ良さをベースに、現代的なエッセンスを加えて完成した1台だ。



ボディカラーに合わせてコーディネートされたレカロLX。ハーネスのカラーまでしっかり合わせてあるオーナーのセンスはさすが。


ブレーキダクト付きのフロントスポイラーも欠かせないパーツ。センターに貼られたBREステッカーがカッコ良し。




オリジナルのリブレはスポーク部が鋳肌でザラ付いたフィニッシュだが、このRSF15インチはスムースな仕上がり。


Nostalgic SPEED vol.002 2013年 11月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)