オーナーの堀川さん自身、このマシンの目標をドラッグレースの世界において速さのひとつの指針となる「9秒台」に定めているのだが、ただパワーが出ているだけでタイムが出るような甘い世界ではない。

そこでこのパワーをしっかりと路面に伝えるために、足回りにも大きなモディファイを加えた。リアの足回りは丸ごとR33スカイラインGT-Rの物を移植し、マルチリンク化を敢行。これにより路面へのトラクションが大幅にアップした。

 かくして完成したこのマシンは、9秒台を目標にさまざまなドラッグイベントに参戦。11秒台、10秒台とジワジワとタイムを詰めていき、昨年11月に仙台ハイランドで行われたイベントで、ついに9秒710を達成した。

マシンの製作開始から10年、ついに目標を達成した堀川さんだが、このS30Zにはもうひとつの目標も存在していた。それは車検の取得。なんとこの激しいフォルムのS30Zを、今度は公道で走らせようというのだから恐れ入る。

【nosweb.jp】

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