このクルマは元所有者のREOMとコンタクトしていた現オーナー田端さんが、自ら現状を維持しながら復活させると決意したことで譲渡された個体だ。今流に改造するつもりだったら譲ってはもらえなかっただろう。

 エンジンはREOMでオーバーホールされていたので、田端さんがしたのはミッションのオーバーホール、足の組み直し、配線のやり直し、ボディの修復など。クワイフ製のミッションは試作品だったらしく、部品の調達から苦労したそうだ。ドグミッションのため操作に慣れも必要だが、現状で筑波サーキットを1分8秒台で走行可能。当時の仕様で1分3秒台が目標だから、まだまだ課題は多そうだ。





純正ペリフェラルポート仕様の13B型に装着されるキャブはダウンドラフトのウエーバー48IDA。ベンチュリーをφ51mmに加工してある。


エンジン搭載位置も低く中央寄りに変更。オイルクーラーはノーズ下回りにもある。


タイヤは当時のダンロップレーシングのバイアススリック。すでに生産中止されているため、走行の場合はSタイヤなどに変更する。ホイールはSSRメッシュでフロントが9J、リアが10Jとなる。

関連記事:動態保存! JSSでR31スカイラインと戦った80年代ロータリーレーサー|マツダ サバンナRX-7 JSS FC Vol.1


掲載:ハチマルヒーロー 2010年 05月号 vol.13(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)