ホットロッドの手法を取り入れたカスタムとエンジンスワップで強烈なパワーを誇る 「ブタ目」の愛称でおなじみの40系マークⅡをカスタムするとなると、一般的には街道レーサー的な和風方面でイジるのが定番だろう。

しかしこの世代のマークⅡは、メッキモールをぜいたくに配置するなど、当時のアメリカ車のボディデザインのトレンドを反映させているほか、北米にも「クレシーダ」名で輸出され始めた時期であり、意外とアメリカとの接点があるクルマなのだ。



 そうしたバックボーンを踏まえつつ、このマークⅡのオーナー白井雅人さんが愛車のカスタムのテーマに据えたのは、アメリカン・ロッダースタイルだった。

今アメリカでは60〜70年代のクルマをベースに、エンジンを高年式の物へとスワップし、足回りやブレーキ、快適装備なども丸ごとモダンにアップデートしてクリーンに仕上げるスタイルが定番化しており、その路線を日本旧車で実現したのがこのマークⅡなのだ。

白井さんはこのカスタムを始めるにあたり、エンジンスワップを得意とする「S&Aオートクリエイト」に相談。

チューニングにもカスタムにも造詣が深い同ショップの提案を採用しつつ、プロジェクトはスタートした。




エンジンはスワップするにあたって最もパワフルな2JZ型をチョイス。




ブレーキマスターシリンダーはアメリカ製パーツであるウィルウッド製を使用して、ロッダーテイストを演出。

アルミキャスト製でエンジンルームのアクセントにもなっている。





ミラーはビタローニ製だ。




Nostalgic SPEED vol.003 2014年 3月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)