90年代の日産のスポーツカーというと、どうしてもR32GT-Rに注目が集まり、Z32はやや陰に隠れがち。

しかし、日産の技術を象徴するメカニズムを搭載して大きな変革を遂げたZ32は、まぎれもなく日本を代表するスポーツカーだった。


 そんなZ32を15年以上も所有している大津武志さん。華々しくデビューしたZ32に、当時中学生だった大津さんはノックアウト。

そして社会人になり、前車の車検を機に念願だったツインターボの2by2を2003年に購入した。

オーナーはこれまでオリジナルをキープしてきたが、今後は純正パーツの価格高騰や製造廃止に合わせ、あくまでも「純正風」として維持することを決意。

そして、「これからもおおらかなスタンスで、できる限り長くZと過ごしていきたいですね」と語った。


5本スポークのアルミホイールは全グレードに標準装備。ブレーキの熱を放出しやすい形状で、タイヤはR32GT-Rと同じ225/50R16サイズを履く。



2by2のラゲッジスペースは、リアシートを倒せばフラットで広さも十分。車載ジャッキや輪止めは、軽量化のためにアルミ製だ。



VG30DE型をベースに各部を新設計し、ツインターボを装備したVG30DETT型。国産市販車で初めて280psに到達したユニットだ。



ツインターボ車は、フロントスポイラーの左右にスリット状のインテークダクトが備わる。そこからのぞくと、奥にはインタークーラーが確認できる。



日産が誇るフェアレディZの証であるZのロゴが輝く。


ハチマルヒーロー 2019年 05月号 vol.53(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)