自宅マンションで合成麻薬MDMA、LSDを所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われた女優の沢尻エリカ被告の判決公判が6日、東京地裁で開かれ、懲役1年6か月、執行猶予3年(求刑1年6か月)の有罪判決が言い渡された。控訴しなければ20日にも刑が確定する。

 沢尻被告は昨年11月16日に麻薬取締法違反容疑で逮捕され、12月6日に麻薬取締法違反罪で起訴。東京湾岸署から保証金500万円で保釈された。

 先月31日の初公判では、起訴内容について「間違いありません」と認め、女優復帰については「考えていません」と明言していた。

 閉廷後、沢尻被告は入院先の病院に戻り、マスコミ各社に対して直筆のコメントを発表。「謝って許されることではありませんが、犯した罪の重さを自覚し反省していき全力で更生に向けて努力することが自分のできる唯一の償いと考えております」などとつづった。

 「普通ならば、所属事務所から契約を解除されてもおかしくない。しかし、所属するエイベックス・マネジメントは更生を支援することを表明。NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』の降板による代役を立てての撮り直しなどで生じた損害賠償については、同社が肩代わりすると思われる」(芸能プロ関係者)

 発売中の「フラッシュ」(光文社)では、初公判に情状証人として出廷した、沢尻の兄・澤尻剣士さんが心境を告白。女優復帰については、「僕は、女優は辞めた方がいいと思います」と語っているが、芸能界復帰へのレールはすでに敷かれているようだ。

 発売中の「女性自身」(同)によると、所属事務所では沢尻を歌手として売り出そうという計画が浮上しているのだとか。06年の主演ドラマ「タイヨウのうた」(TBS系)では劇中歌と挿入歌を歌い、ヒットを記録しただけに、すでに歌手としての実績は十分なのだ。

 「さすがに、賠償金を肩代わりした事務所は、どうやってそれを“回収”するかを考えるだろう。エイベックスはこのところ、本業の音楽の調子が悪いので、沢尻を歌手として売り出せば、回収はできるし、自社の業績は回復するし、一石二鳥だろう」(音楽業界関係者) 

 とはいえ、執行猶予期間が明けるのは2023年2月。かなり先になるだけに、猶予期間中の電撃復帰がありそうだ。