3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したタレント・志村けんさんだが、亡くなった後も往年のコントが、ネットやテレビ番組で続々と公開されている。
 志村さんが所属していた「イザワオフィス」は、先月18日から同社の公式YouTubeチャンネルで、再編集したフジテレビ系コント番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」の動画を期間限定で公開。

 動画は全10本で、そのうち9本を広告付き動画に設定。動画視聴によって得られる広告の収益は、必要経費を除いて日本赤十字社に寄付されるという。
 また、志村さんの冠番組シリーズの新番組「志村友達」が、先月28日からフジテレビ系でスタート。MCは公私ともに志村さんと親しかった、お笑いコンビ・千鳥の大悟と、アンタッチャブルの柴田英嗣が務め、MCとゲストがこれまでの爆笑コントの映像を見ながら、志村さんとの思い出話を繰り広げる。
 「所属事務所が公開した動画のうち、特に人気なのが、薬物事件で逮捕を繰り返す田代まさし氏が出ている1本目の動画で、4月末までの再生回数が520万回を突破。ほとんどのコントに出ているが、志村さんとのコンビネーションは絶妙。事務所はよくぞ、その動画を公開したという感じ」(テレビ局関係者)

 志村さんの死後、関連するDVDは複数のタイトルが売れ筋となっているが、特に初期の作品はパワハラ・セクハラのオンパレードだ。
 「夫婦コントで研ナオコに『ひどい顔だねぇ』と言い放って、鼻の穴に指を突っ込むなど、今のコンプライアンスだったらアウト。しかし、“ギリギリ”のラインまで攻めてこそ、視聴者を引きつけることができると思うので、“昭和の笑い”のクオリティーの高さはとても参考になる」(30代前半の放送作家)

 今後、志村さんのコントは「お笑い道」を志す人々にとっての格好の“教材”となりそうだ。