人気バンド・サザンオールスターズが、デビュー記念日となる25日、神奈川・横浜アリーナで無観客配信ライブを開催した。
 各スポーツ紙によると、ライブは、ファンやスタッフ、医療従事者への感謝を伝えることを目的に開催。

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 無観客ながら、ステージセットはこの日のために特設し、サポートも含めたバンドはフルメンバー編成で、スタッフも通常時と同じ400人態勢に。カメラは40台設置され、ステージ上空を動くカメラなどで迫力の映像が撮影されたという。

 ライブは8つのメディアで配信され、約18万人がチケットを購入。推定50万人が視聴したと推測され、有料での無観客配信としては過去にない規模。収益の一部は、新型コロナウイルスの治療、研究開発に当たる医療機関のために役立てられるという。

 「有料配信でチケットは3600円(税込み)だったことから、売り上げは約6.5億円。日本のアーティストの中でトップクラスの人気を誇るサザンだけに、稼ぐ金額も破格だったが、全米に中継されるスポーツ中継などのPPVはチケットが6000円ほど。サザンはもっとチケット代を上げてもよかったのでは」(音楽業界関係者)

 今月14日、韓国の人気グループ・BTS(防弾少年団)が初の有料オンラインコンサートを開催。最高同時接続者数が約75万6000人を記録し、チケット代だけで約19億円を稼ぎ出していた。
 日本、韓国のみならず、全米でも人気のBTSだけにそれだけ稼げたが、今後、オンラインライブを行うアーティストたちにとってはまだまだビジネスチャンスが広がりそうだというのだ。

 「通常のオンラインライブの場合、1枚のチケットで複数の人が視聴できるので売り上げが伸び悩んでしまう。そうならないように、チケットの購入者に対して何らかの特典を付けるようにすれば必然的にチケット購入者数も伸びるはず。先に誰がそれをやるのかが注目される」(芸能記者)

 新型コロナの影響でまだまだ大規模な会場での公演は難しいだけに、ライブの主催者や各アーティストは知恵を振り絞ることになりそうだ。