『crystal-z』が制作した楽曲『Sai no Kawara』がネットで話題だ。こちらは、6月10日にYouTube上でアップされたもので、公開されるなり、SKY-HIことAAAの日高光啓や呂布カルマなど、有名ラッパーやアーティストが絶賛。現在もなお再生回数が伸び続け、わずか2週間程度で50万回を突破し、コメント数も600以上、Twitterでは彼の曲をお勧めする人で溢れ返っている。

 アニメーションで構成された動画に、crystal-zが自作したと思われるラップが流れる何の変哲もない動画なのだが、最後まで聴くと誰もが絶賛する意味が分かるというもの。ネットでは、彼の楽曲を聴いた人たちから「これ本当に衝撃だった...」「ひさしぶりに音楽で泣いた」「何も情報を入れずに聴いた方が衝撃は大きい」との声がある。一体、どういった曲なのだろうか?(以下、ネタバレあり)。

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 「音楽活動をしていたグループを解散した30代の男性が医大生を目指すという内容です。猛勉強し、テストでも好成績。手ごたえがあったものの、東京の大学は全滅。模試でA判定だったのにも関わらず、何年挑んでも落ち続けた。彼女がいるため、東京を離れたくなかったものの、しびれを切らして地方へ。すると、すんなり合格。彼女にプロポーズをした……というものです。しかし、アニメから急にニュースの映像が流れます。それは、合格点に達していたにも関わらず、大学側が不正に主人公を落としていたというテレビで流れた本物のニュース。最後には、アニメが切り替わり、隠し撮りしたと思われる映像が流れ始めて……という展開です。このニュースは実際にテレビや新聞でも大きく取り上げられていて、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか」(芸能ライター)

 動画では、アニメや歌詞に、様々な仕掛けや伏線が張られているのも特徴だ。

 「サビを縦読みすると、提訴したと思われる大学名が浮き彫りに。さらに、アライグマのようなキャラクターが窓辺に佇んでいるのですが、アニメ『あらいぐまラスカル』は最終回で主人公とラスカルが離れ離れになってしまいます。これは、投稿者と女性の心情を表したものなのではないかという声。タイトルの『Sai no Kawara』は、先に死んでしまった子供が、両親のために小石を積んで塔を作ろうとするも、それを鬼が壊す……という『賽の河原』から来ている。などなど、憶測の範囲ですが、噂になっていますね」(同上)

 ラストに伏線回収という形になるため、どうしても謎解きを楽しんでしまいがちだが、問題点は年齢を理由に不合格にした大学にある。リスナーは、大学側をむやみやたらに叩くのではなく、なぜこんなことが起きてしまったのか、どうすれば今後防ぐことができるのか、考えてみるのも良いかもしれない。


記事内の引用について
crystal-zのYouTubeチャンネル『Sai no Kawara』より
https://www.youtube.com/watch?v=rmeI_Qk1rrk