世界最大のプロレス団体WWEは日本時間5日、アメリカ・フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで行われた主力ブランドのロウを世界配信した。

 日本時間8日にファームブランドNXTで、日本人女子スーパースター、紫雷イオの挑戦を受けることが決まっているNXT女子王者シャーロット・フレアーが、ロウのリングに登場した。シャーロットは「王座挑戦権を獲得した紫雷イオは私のことを“夢の対戦相手”と言った。私はイオの夢を叶えてあげたのよ」と、タイトルマッチに向けて王者として自画自賛のコメント。すると、そこへリブ・モーガンが現れて舌戦を展開すると、その流れで2人のシングルマッチが決定。リブはダブル・ニーをシャーロットの顔面に叩き込んで激しい攻防を展開したが、シャーロットの余裕を崩すことが出来ず、最後はフィギュアエイトでリブを捕まえてタップアウト勝ち。NXT女子王座を獲得してからのシャーロットは、格の違いを見せつける試合が続いている。日本のスターダムで絶対王者として団体を牽引したイオが、シャーロット相手にどんな試合をやってくれるのか期待したい。

 また、WWE王者ドリュー・マッキンタイアが、日本時間11日に世界配信される次回PPV「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」で激突するセス・ロリンズの弟子マーフィーと対戦した。ロリンズが試合を見守る中、パワーに勝るマッキンタイアはマーフィーを吹き飛ばすと、バリケードやエプロンに叩き付け、グラスゴー・キスを決めると、「あきらめるな!お前のリーダーが見ているぞ」と、対戦相手に声援を送って挑発。これに触発されたマーフィーが、コーナーから豪快なパワースラムを決めて、「スリー、ツー、ワン」とカウントしてからトドメを狙うと、逆に起き上がったマッキンタイアが必殺のクレイモアを炸裂させてマーフィーを撃破。

 試合後、マッキンタイアは「入ってこい。今、俺と勝負しろ」とロリンズを挑発すると、一度はバックステージへ戻る素振りを見せたロリンズだったが、隙を突いて背後からマッキンタイアをスーパーキックで奇襲。しかし、最後はマッキンタイアがロリンズのカーブ・ストンプを避けると、ロリンズもマッキンタイアのクレイモアを避けてリングを後にし、前哨戦はイーブンのまま当日を迎えることになる。
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