17日、四国地方で震度6弱を観測した地震によりケガをした方は12人にのぼりました。被害があった店舗では片づけ作業に追われています。

今回の地震で、食器が床などに落ちて割れる被害が出た愛媛県宇和島市内の飲食店では、朝から、食器の片づけ作業を進めていました。

店主「片づけて、次に向かって仕事を再開できたらなと思ってやっています」

食器は300枚以上が割れたということですが、地震当時は店に人はおらず、ケガはなかったということです。

一方、19日朝のJR宇和島駅、列車が通常運行に戻り、通学や通勤する人の姿がありました。

高校生「みんなと一緒になれたので良かったです」

これまでに地震でケガをしたのは12人で、愛媛県で7人、高知県で3人、大分県で2人となっています。

気象庁は、今後1週間程度、揺れの強かった地域では最大震度6弱程度の地震が起きる可能性があるとして、注意を呼びかけています。