熊本県で、麻薬の原料となる成分を含む違法植物「アツミゲシ」を、取材中のカメラマンが発見しました。

日テレNEWS NNN

熊本県人吉市の住宅の敷地で見つかった、ケシの一種「アツミゲシ」。実に麻薬の原料となる成分を含んでいるため、「あへん法」で栽培などが禁止されています。

保健所の職員は、周囲の状況などから自然に生えているものと判断しました。

くまもと県民テレビ 田上滋カメラマン

「これなんですけど」

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保健所の職員

「(違法な)ケシですね。葉っぱが結構、特徴的でギザギザがあって、葉っぱが巻き込んでいる」

田上カメラマン

「くさいですね」

保健所の職員

「独特の青臭さがあります」

“繁殖力も強い”といわれるアツミゲシ。住宅の敷地内だけでなく、近くの住宅や道路など、複数の場所で自然に生えていることが確認されました。

田上カメラマン

「この奥にもあります、この奥にも何本もあります。5本くらいあります」

職員

「すごいんだから」

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アツミゲシ150本ほどを除去したといいます。

去年、熊本県では8000本あまりの違法なケシを除去していて、発見した場合は、最寄りの保健所や警察署に連絡するよう呼びかけています。