エサを待つアナグマ 「欲しい」の圧が強い

岩手県の盛岡市動物公園。よく見ると、フェンスにしがみつく動物が。その数9匹。イタチ科の「ニホンアナグマ」という動物で、スイスイと、器用にフェンスをよじ登ったり、愛らしい姿を見せている。中でも注目すべきは、何かを求めるように一斉に見つめる、この表情だ。

動物公園の担当者が、SNSにこの動画を掲載。

盛岡市動物公園「ちゃんとご飯をあげているのに・・・圧がすごい・・・」

すると、再生回数248万回を超えるなど、大反響。それにしても、フェンスに登って誰を待っているのか、飼育担当者に聞いてみると――

盛岡市動物公園ニホンアナグマ飼育係 広報・荒井雄大さん「職員がバイクで建物に近づくと、そろそろご飯なのかなということで、そわそわしてフェンスに登ってくる」

待っていたのは、エサを運んでくる飼育員。毎日午後4時半ごろ、鶏肉やリンゴなどのエサを与えているが、その1時間半ほど前から、9匹すべてがフェンスに登り、鈴なり状態でエサを待つようになったという。

荒井さん「(元々は)割と地面にいることが多い動物で、垂直に登ったりするのを得意とはしていない。登った後に、職員が部屋に入って扉があいてご飯の所に行けるというのを何回か繰り返したことで、ああいう風な行動をすることを覚えたのかも」

“圧”の強いアナグマの姿を見ようと、今では、来園者も増えているという。


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