中国の武漢市から政府のチャーター機で帰国した日本人の男性2人が、「新型コロナウイルス」に感染していたことが新たに確認された。1人は自宅に戻ったあとに発熱し感染が判明していて、自宅待機中の感染確認は初めて。

厚生労働省によると、感染が確認されたのは、先月、チャーター機の第1便で帰国した50代の男性と、第2便で帰国した40代の男性。

第1便で帰国した50代の男性は千葉県のホテルに滞在していたが、今月7日になって発熱などの症状があったため、病院に搬送され入院していた。

また、第2便で帰国した40代の男性は小さな子どもと一緒に帰国したため、男性の希望で今月1日、埼玉県内の自宅に戻っていた。その後、今月8日に39度5分の発熱があり、10日に医療機関を受診したところ、肺炎と診断され、陽性と判明したという。

自宅待機中の感染確認は初めてで、待機中の行動については調査しているという。2人とも、帰国直後の検査では陰性だった。

これで、国内で感染が確認されたのは、合わせて163人となった。

一方、10日に新たに65人の感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、全員の救急搬送を終え、飲み水の精製などを行うため埠頭(ふとう)を離れた。

乗客によると、船内では感染が確認された人に加え、急ぎの医療措置が必要な人も数人、船から下りたというアナウンスが流れたという。

船は12日午前、再び埠頭に戻る予定。