去年、東京税関が押収した覚醒剤の量が、統計が始まってから35年間で最多となった。

仏像の頭や、ボクシンググローブの綿の中に隠されていた覚醒剤。12日、東京税関は、去年、押収した覚醒剤を公開した。東京税関によると、去年1年間に押収した覚醒剤は、2018年の3.5倍のおよそ1771キロと統計が始まってから35年間で最多となった。

去年6月、太平洋の海上で取引されたおよそ1トンの覚醒剤が、静岡県の海岸に持ち込まれたことが、押収量を押し上げた一番の要因だという。

また、観光ツアーに実際に参加し、複数人で同時に密輸することで摘発を免れようとするなど、手口が多様化していて、東京税関は、警視庁などと連携して取り締まりを強化したいとしている。