新型コロナウイルスに感染した神奈川県在住の80代の日本人女性が13日に死亡した。国内で感染者が亡くなったのは初めて。

厚生労働省によると、死亡したのは神奈川県で入院していた80代の日本人女性。先月22日に倦怠(けんたい)感があり、今月1日、肺炎で入院し、13日に死亡した。死亡後に新型コロナウイルスの感染が確認されたということで、国内で感染者が死亡したのは初めて。

さらに、13日は東京都の70代のタクシー運転手の男性の感染が確認された。中国への渡航歴はなく、中国人の乗客は乗せていないと話しているということで、関係者によると、この男性は死亡した神奈川県の女性の「義理の息子」だという。

このほか、和歌山県では50代の男性外科医師の感染が、また千葉県では20代の男性の感染がそれぞれ確認された。いずれも最近の海外渡航歴はなく、中国から来た人との接点も確認されていない。

これで国内の感染者は、クルーズ船の乗船者を含め251人となった。

一方、クルーズ船で12日に感染が確認された検疫官について、厚労省は、マスクの付け方や手の消毒が不適切で感染した可能性があると発表した。

また、乗客乗員のうち重症者は13日より5人増え、10人となり、そのうち1人はウイルス感染とは別の病気による重症だという。

なお、厚労省は、12日に発表した国内初の10代の感染者は、集計ミスで、実は60代だと訂正した。

また、13日、チャーター機の第2便で帰国した199人は、ウイルス検査で全員陰性だと判明している。