東京都は、新型コロナウイルスに感染していた70代の男性が、死亡したと発表した。都内での死者は、これで5人となった。また、新たに17人の感染が確認され、一日で確認された感染者数としては最も多くなり、感染者の総数でも北海道を抜いて全国で最多となった。

新たに死亡が確認されたのは、東京都内に住む70代の男性で、今月23日に新型コロナウイルスの感染が判明し、翌日24日に死亡した。都によると、男性には糖尿病の既往症があり、先月下旬に誤嚥(ごえん)性肺炎と診断されて、台東区にある永寿総合病院に入院していた。

永寿総合病院では、23日と24日の2日間で、女性看護師と患者3人のあわせて4人が新型コロナウイルスに感染していることから、都と保健所は、院内感染の疑いがあるとみて調べている。病院は25日から当面の間、外来診療を休止するという。

一方、都内では、永寿総合病院の患者など、新たに10代から70代の男女あわせて17人の感染が確認された。このうち3人は、イギリスやイタリア、スペインを訪れていて、帰国後に発症していた。

また、30代の会社員の女性は、都内にあるNTTドコモのコールセンターに勤務していて、都ではこれまでにこの女性を含めて6人の感染を確認している。

感染経路が、現時点で分からない人は9人いるという。

都内で感染が確認されたのはこれで171人となり、全国でも北海道を抜いて感染者数が1位となった。