スーパーコンピューターの開発などを手がけていたベンチャー企業の元社長が、助成金をだましとるなどした罪に問われている裁判で、東京地裁は25日、懲役5年の実刑判決を言い渡した。

「PEZY Computing」の元社長・斉藤元章被告は、国の助成金およそ6億5000万円をだましとった罪のほか、法人税およそ2億3000万円を脱税した罪などに問われている。

25日の判決で東京地裁は、助成金の詐欺について、「助成金対象事業とは無関係に運転資金に用いたり、一部を被告人個人の株式運用資金、負債やクレジットカード代金の支払いにあてたり、相当部分を流用している」などと指摘した上で、脱税については、「計画的かつ常習的な犯行で、手口も巧妙化している」とし、懲役5年の実刑判決を言い渡した。