新型コロナウイルスの感染拡大が続いていた東京都で25日、新たに男女41人の感染が確認された。25日夜、小池都知事は「感染爆発の重大局面」だとして、都民に対し、今週末の不要不急の外出自粛などを要請した。

「重大局面」と繰り返した小池知事の危機感の背景には、何があるのだろうか。

小池知事は会見で、爆発的な感染拡大を意味する「オーバーシュートの懸念が高まっている」「今まさに重大な局面だ」と繰り返した。

背景には、人口が多い、首都・東京での感染拡大に強い危機感があるため。小池知事が強調した「感染爆発の重大局面」という言葉の背景には、感染者41人という衝撃的な数字と共に、18日には111人だった感染者が、わずか1週間で倍近くの212人に急増したことがある。

そのため、小池知事は都民に対し、今週末の不要不急の外出の自粛を要請したほか、平日もできるだけ自宅で働き、夜間の外出も控えるよう呼びかけた。

都内では、海外で感染して帰国する人や、どこで感染したのか分からない感染経路不明の人が急増している。都の幹部は、海外との接点や人の行き来が圧倒的に多い東京で、こうした人が増え続けると、「イタリアなどで起きたような爆発的な感染拡大につながりかねない」と危機感を示している。

都では、近隣の自治体とも連携して、対策の強化を検討する考え。