広島地検が公職選挙法違反の疑いで事務所に家宅捜索に入ったことを受け、自民党の河井克行前法相と妻の河井案里参議院議員が、15日夜、それぞれ会見した。2人は謝罪したものの、離党や議員辞職は否定した。

自民党・河井克行衆議院議員「深くおわびを申し上げたいと存じます。もうすでに刑事事件として捜査が始まっておりますので、私からコメントを申し上げることは控えさせていただきたいと存じます」

自民党・河井案里参議院議員「皆様の信頼にお応えをするための言葉を紡ぐことができない状態にございます。捜査の妨げになることをできないことを、大変心苦しく思っております」

案里議員は、去年7月の参議院選挙で、運動員に法律が定める上限の2倍に当たる日当を支払ったとされる疑いなどがもたれている。

河井議員が法相を辞任後、2人が公の場で説明するのは初めてだったが、疑惑については「捜査に支障をきたす」と繰り返し、説明はしなかった。また、2人は議員辞職や離党については否定した。

河井議員は「国会審議に支障をきたしてはいけない」として去年の臨時国会を欠席していたが、来週から始まる通常国会には出席するという。