沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となる名護市辺野古の埋め立て海域について、野党側は地盤が軟弱だとするデータがあると指摘した。

辺野古の埋め立て海域について防衛省は、これまで地盤の軟弱な海域であっても水面下70メートルより下は地盤が固いため、くいを打って地盤改良を行えば基地建設は可能だとしていた。

しかし、12日の衆議院・予算委員会で共産党の赤嶺政賢議員は、政府が去年3月に国会に提出した報告書の巻末にある英文のデータは水面下70メートルより深い位置で採取した土の試験結果を示しており、地盤強度は政府の説明の3分の1以下しかないと指摘した。

これに対し、河野防衛相は「調査業者が簡易的に行ったもので、そもそも土の強度を測る試験ではない」などとして、地盤強度に問題はなく、基地の建設計画に影響しないとの認識を示した。