アメリカ・トランプ大統領の弾劾訴追をめぐり、野党・民主党は、議会上院に決議を送るための採決を15日に行うことを決めた。これにより21日にも弾劾裁判が始まる見通しとなった。

議会下院では去年12月、野党・民主党の賛成多数でトランプ大統領の弾劾訴追を決め、いつ議会上院に決議が送られるかが焦点になっていた。

民主党のペロシ下院議長は、「公正な裁判が期待できない」などとして、上院への決議の送付を遅らせていたが、15日に採決を行う方針を明らかにした。これを受け、上院で多数を占める与党・共和党の幹部は、来週21日にも弾劾裁判を始める考えを示した。

ただ、大統領の罷免には上院で3分の2の賛成、与党・共和党から20人を超える造反が必要で、罷免される公算は小さいとみられている。