エジプト政府は15日、トルコの通信社のスタッフ4人を拘束したと発表した。トルコ政府は強く非難している。

エジプト内務省は15日、「エジプトの政治、経済、治安について虚偽やねつ造した情報を含む否定的な報道をした」として、トルコメディア「アナトリア通信」のスタッフ4人を拘束したと発表した。

1人はトルコ人、残り3人はエジプト人で、エジプトのシシ政権と対立するイスラム組織「ムスリム同胞団」のメンバーだと主張している。

一方、アナトリア通信はカイロ支局のスタッフ4人が14日夜、警察に拘束されたことを伝え、即時解放を求めた。また、トルコ外務省も声明を発表。「トルコの報道機関に対する嫌がらせであり、脅迫だ」とエジプト政府を強く非難した。

エジプトは“ムスリム同胞団を支援している”として、トルコと対立。隣国リビアの情勢をめぐっても両国は対立し、関係が悪化していて、今回の問題は新たな火種となりそうだ。