アメリカ・トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐり、議会下院は15日、弾劾裁判の検察官役7人を選任し、上院に弾劾訴追決議を送付した。上院での弾劾裁判は来週21日にも始まる見通し。

議会上院で行われる弾劾裁判の検察官役に選任されたのは、トランプ大統領の疑惑追及の急先鋒を務めてきたシフ議員などいずれも野党・民主党の下院議員、7人。

7人はこの日、下院本会議で賛成多数で承認され、弾劾訴追決議は上院に送付された。これを受け、上院では今月21日にも弾劾裁判を始め、日曜を除く週6日のペースで審理が行われる見通し。

審理はロバーツ最高裁判所長官が進行し、上院議員100人が陪審員役を務める。

裁判の期間や具体的な進め方は今後、決められるが、トランプ政権高官は、当時、政権の中枢にいたボルトン元大統領補佐官などの証人を呼ぶ必要はないとした上で、審理が「2週間以上続くことはない」との見通しを示している。