日本が入港を認めず、行き先が決まらなかったクルーズ船「ウエステルダム号」について、運航会社は12日、カンボジアの港に入港すると発表した。

運航会社によると、ウエステルダム号は現在、カンボジア南部の町シアヌークビルに向けて航海しており、現地時間の13日朝に入港する予定だという。

上陸前に新型コロナウイルスの検査が行われるかなど、詳しいことは明らかにされていないが、下船のために数日間港にとどまるとしていて、カンボジア当局から上陸の許可をもらったという。

また、日本人5人を含む乗客は下船後、運航会社が手配するチャーター機で首都プノンペンに移動し、それぞれの国に帰ることができるとしている。

カンボジアは、東南アジアの中でも特に中国との関係が近いことで知られている。

世界の各国が中国からの渡航者らの入国制限を行う中、カンボジアは特別な措置を講じていないことから、今回の入港も認められたとみられる。